中野 沙耶香
SAYAKA NAKANO

Message

海外にも通用する技術を視野に入れ始めた頃、ボリュームラッシュと出会いました。
70代80代のお客様や希望のデザインを諦めていた方にも提供できるこの夢のような技術に初めて出会った時、この先年齢をを重ねても美しくいたいと思う気持ちを諦めなくていいんだと自分自身が思えたこと、そしてお客様のお悩みに合わせてカスタマイズできるこの技術に魅了され、知れば知るほど出てくる疑問を解消するには実際に本場の技術を学ぶ必要があると考え、ロス・イギリスのトレーニングに参加し、技術の追求にのめり込みました。
ただこの素晴らしい技術もそのままの技術では正直、日本人の目やまつげにはにマッチしにくいと感じたので、各国のトップクラスの技術に日本の安全性と繊細さをプラスし、日本人に合ったボリュームラッシュ、そして美しく仕上げるための画期的なpickup法を考案しました。
「ただ付ける」「ボリュームを出す」ということだけでなく、１by1ではカバーできなかったお悩みに合わせた技術は流行という一過性のものではなく、これからのマツエクサロンの１つの提案としてずっと生き続ける技術になるはずだと考えます。
賛否両論ある難しい技術だからこそ正しい知識、技術が絶対条件。
ボリュームラッシュには高度な技術が必要にもかかわらず、十分にトレーニングされないまま施術が広がっていくことにも懸念がありました。
そこで、ボリュームラッシュの正しい技術を正しく広めたい、基礎的な部分を理解した上で施術してほしい、という想いからアカデミーを開くことを決意。これがLashest Technical Academyの始まりです。
日本にボリュームラッシュの技術が入ってきてから1年近く過ぎてからのスタートとなりましたが、講習を行う上で、お客様から上がってくる声、日本人の色々なまつ毛に対してこの技術をどうカスタマイズ出来るかなど知るためには、最低半年以上はサロンワークに入る必要があると考え、確実にサロンワークに活かせる技術・技術者目線でどんな質問にも答えられるようにデータ招集から始め、エビデンスを検証。
時間はかかりましたがその分『特許技術』という形で差別化に繋がる内容になっています。
特に重点を置いているのは方法を学ぶ講習ではなく、確実に成果が上がる講習。そのため「マンツーマン 」「少人数制」で小さい質問にすぐにお答えできるよう徹底したサポートを行っています。
アカデミー開設後、受講者それぞれが技術やマインドを自身のサロンに持ち帰り、それがお客様に提供されることで、“真の”感動を倍々にして広げていけることを実感し、すごく嬉しい気持ちになりました。
アイラッシュサロンは、お客様が美しくなるためにいらっしゃる場所。だからこそ、質の高い技術や幸せを提供できる、本当の意味で上質な空間や時間、感動を伝える場所だと思っています。
私たちアイリストは、お客様に月に1度しか会えませんが、「美しいシルエットが保てたな」、「扱いやすかったな」と次回ご来店までの間も満足してもらえる、見えない期間のことまで考えた技術を提供できるアイリストが増えたらいいなと思います。
難易度の高い技術ですが、自信を持って施術ができる技術者が増えること、そしてお客様にとって代わりの効かない、必要とされる技術者で溢れ、美容というカテゴリーの中でアイラッシュが今以上に輝くように。
そのために私は、「ここでないと学べない」価値のある講習を提供していくこと、どんなに時間を要しても妥協せず、真価にこだわり、正しい物や正しい技術を世の中に送り出すことに尽力し、講習や商材で技術者の皆さんをサポートしていきたいと思っています。